non-linear girl

音楽とか美術とか、日常的なこととか

2016-01-01から1年間の記事一覧

言いたいことがあるときに限って

言いたいことがあるときに限って,口をつぐんでしまう. どうでもいいことを話しているときのほうがかえって苦労も少ない. 僕がなにを言い,どういう結論になろうが(少なくとも僕にとっては)構わないし, そういう場合は,耳から入力される”文”に対して,…

オーギュスト・ルノワールに会ってきた。

先日、国立新美術館で開催している、ルノワール展に行ってきました。 renoir.exhn.jp 【会期】2016年4月27日(水)– 8月22日(月)【休館日】毎週火曜日 *ただし5月3日(火・祝)、8月16日(火)は開館【開館時間】10時−18時金曜日、8月6日(土)、13日(土…

挫折が似合う季節

挫折が似合う季節ってのは、例えば四季で言ったらいつ頃なのかな、などと考えた。 心機一転、変化の時期であったはずの未来がかなわなかった"春"が一番似合うのかしら。 それともあからさまに冷たい季節である"冬"なのかしら。 でも、案外、なんてことない、…

盲目的な状態

何かを成し遂げようとか、成功しようとかするとき、 ある程度盲目的になることは必要なんだなと思う今日このごろ。 空を仰いで「せかいはひろいなぁ」とか言ってちゃいけない時もあるのかしらね。 …今日はいい天気だったな。

それは芸術であり、芸術でないということ

前回の記事で、最近読んだ西洋美術史の本の紹介をしたのだけど、 non-linear-girl.hatenablog.com 気になったことが一つある。 最後の方にあげた作品、「デュシャンの泉」についてである。 これは「サインが書かれているから芸術作品なのである」そうで、サ…

「鑑賞のための西洋美術史入門」という本

西洋美術史入門という本を見つけて、細かいところはさておいて、流し読みした。 Amazon.co.jp: 鑑賞のための西洋美術史入門 (リトルキュレーターシリーズ): 早坂 優子: 本 ページをめくると、イラストが描かれていたりカラフルな説明があったり、全体的なデ…

世界から取り残される

"我々はどこから来たのか、我々は何者なのか、我々はどこへ行くのか"まるで世界から取り残されたような気持ちになって、ふと環状八号線を眺めたりして、めまぐるしく動く人たちを見て、夜の空ってこんなに深かったのかしら?なんて思いながら、自分がどこに…

頑張るとか頑張らないとか

頑張ってるとか頑張ってないとか、なにをしきい値として判定するべきなのだろうか。体力を削ってなにかに打ち込んでいたら頑張っているのか、睡眠時間を削っていたら頑張っているのか、要領よくことをすませたら頑張っているのか、うまくできていなかったら…

五月の夜の空

急にまた、一段と暖かくなってしまった。 春よりも暑く、梅雨には至らない五月の夜の空気は、どういうわけか、なんだか不思議な匂いがする気がする。 今日はやたら晴れた日で、星もよく見えている。 フジファブリックの茜色の夕日じゃないけど、東京の空の星…

名前の知らない花の香りが

住宅街。夜道を歩いていると、やけに甘い香りがした。 気のせいだと思っていたらまたその甘い香りがしてきて、ふと脇に目をやると、塀一面に見慣れない花が咲いていた。 無数の小さくて白とか黄色の花が咲いていて、惜しげもなく香りを放っていた。 この花の…

自分はこういう人間です、ってはっきりと言えなくないですか?

自分はこれこれこういう人間である、っていうのをはっきりと言えないのは、語彙力不足か会話下手のせいだと思っていたけど、実際そういうわけでもないんじゃないかっていう気もしてきた。これは僕の悪いところでもあるんだろうけど、僕にはあんまりルーティ…

満開に咲く桜をみて

満開に咲く桜をみてただ散ることのみを思う

人と違って生きるということ

人と違うことをしたいと言う人ほど、実はまわりの人の影響を受けている。本当に我が道を行く人ならば、それが人と違うかどうかさえ気にならないのだから。

欠落

日本の人口がざっくり一億人くらいいるわけだけど、百年後には(極めて例外的な人を除いて)そっくり全員死んでいるんだな、など考えると、世界っていうものが何ものなのか分からなくなってくる。

遠くに行くこと。

車窓から、それは車とか山手線とかのそれではなくて新幹線における車窓のことなのだけど、夜の車窓から見える景色は、ただの光の筋ばかりで、富士山とか浜名湖とかは見逃してしまった。遠くに来たところで、僕の頭の中でなにか新しい思考が生まれるわけでは…

息が苦しい

今日はなんだか、鼻が詰まっているわけじゃないのに息が苦しい。ゼーハーいっているわけでもないし、病気とかじゃない。息をしているのに、吸った空気から酸素をうまく取り出せていない感じがする。空気を吸うたびに"息をしている"っていうのを自覚してしま…

一喜一憂

どういうわけか、人は楽しいとか幸せなのとか、そういうのを貯めておいたり小出しにすることはできないらしくて、 その時楽しかったらそれは一時のことで、辛くなってきたらやっぱりつらいものだね。 一喜一憂とはまさに生きていくことそのものなのかしら。